世界最大の運命理論ウェブサイト-「紫微斗数(しびとすう)」
 
 

作者:サム・S・チャン(張盛舒・ちょうせいじょ)
紫微斗数とは?
紫微斗数の算出方法
紫微斗数を用いた現代的解釈
 
紫微斗数とは?
 

「紫微斗数」とは、中国人が非常に長い時間をかけて天文・気象や自然界の循環を観察し続け、統計的且つ帰納的に導き出された学問です。

 中国の天文学は北極星付近を「三垣二十八宿」に分けるところから始まっています。「三垣」とは、紫微垣、太微垣、天市垣で、紫微星とは北極星であり、ここからこれら天文学の記録を「紫微斗数」と呼ぶようになったのです。

 今日に至っては、我々は占いの星にまつわる多くの仮説が間違いだと言うことを既に知っています。

 例えば、天上の星の命を人間に当てはめるやり方は、人間を宇宙の中心と考える「天動説」を前提にしたものであり、これは典型的な人為的現象です。その後、コペルニクスが「地動説」を発表し、地球は宇宙の中心ではないことを証明してから、それまでの仮説は成り立たなくなってしまいました。

 しかし、このことで、単純に命理学(運命理論いわゆる「算命(占い)」)は成立しないと言うことにつながってしまうのでしょうか。

 歴史を見る限り、「玄学(げんがく)」は科学の起源です。そして、その玄学は大胆な仮説であり、科学はその注意深い証明に過ぎません。それら真実を求める行動は時として、もともとの仮説を否定してしまうこともあります。しかし元々の仮説つまり元々あった結論が間違いとは言い切れないのです。これはあくまでも科学的アプローチの結果であり、人間の歴史は常に試みとその失敗により進化してきたのです。

 私は幼い頃からこの命理学(運命理論)を学び、自分はどこから来て、どこに向かって歩いていくのか、500年前でもなく100年後でもなく、なぜ今この時、この場所に生きているのか、何か特別な意義があるのかを理解しようとして来ました。この点から見る限り、「命理学」つまり「算命(占い」」は生命の道理であり哲学でもあるのです。

 紫微斗数は五術(山、医、命、相、卜)の中の「命」術に分類されます。生まれた時間を一つの定数ととらえます。従って、これまで行われてきた紫微斗数は、全てこれを公式化し、その人の人生を描き出し、吉凶と禍福を推測して来ました。これが宿命論であり、運命とは生まれながらにして決まっているものであるととらえる考え方です。

 本当にこの紫微斗数を理解しようとするなら、この宿命論から研究をしていく必要があります。そして、この宿命の鎖を解き放ち、「造命(自らの運命を切り拓く)」をして行く必要があるのです。このように見てくると、紫微斗数は1000年に渡り、個人の生まれ出てから死ぬまでの過程を記録・研究したものであり、違う時に生まれた人同士を比較しており、これは既に詳細な「人類行為学」となっているのです。それぞれの星は既に元々天上にあった時の意味を持つことは無く、それぞれ違った性格を象徴するものになっています。また、それぞれの星はそれぞれの性格を代表するものであり、紫微斗数は宿命の角度からそれぞれの性格の人の運命を研究しているものなのです。

私達が宿命を前提として、 「造命(ゾウメイ:自らの運命を切り拓くこと)」をして行くことを考えた場合、この「紫微斗数の 『性格は行為を決定し、行為は運命を決定する。』」との考え方に基づいた革命的先駆者」と言えます。且つ、行為科学の完全な巨著を書き上げることができるほどの内容を持つものなのです。

紫微斗数の命盤は、四角形をした時計の様な形をしており、12のマスに区分けされています。これは時間の循環を表すものです。1日は12の時間区に分けられ、1年は12ヶ月、12年毎に1つの地支となります。紫微公式は出生時間に基づくもので、各マスにはそれぞれ違った「宮位」と「主星」が配列されます。

  • 十二宮

十二宮は人生のそれぞれの場面に応じたその人の思考・行為の傾向を表します。その中には生命、親子、事業、愛情婚姻、人間関係、財産形成等の重要な項目が含まれます。これまでの占い師は、それぞれの星がどの宮位にあるかでその吉凶を判断していましたが、私が述べている造命論は、これら12の宮位にはそれぞれの意義があり、それぞれを以下の様にとらえています。

命宮:「命宮」とは十二宮の中の重要な鍵を握るものであり、また他の宮位ともそれぞれ関

( メイキュウ )  連性を持っています。それはまさに人間の脳が全てを指揮し、思想、計画を形成し、命令を発するのと似た関係になっています。命宮そのものは善悪を表すものではなく、ただ単にその人の持つ先天的な性格と人格的特長を表しているに過ぎません。

福徳宮:現代的解釈をすれば、その人の生活態度を表しています。

( フクトクキュウ )

事業宮:現代的解釈をすれば、その人の仕事の傾向を表しています。

遷移宮:   〃     、その人の人間関係を表しています。

( センイキュウ )

財帛宮:現代的解釈をすれば、その人の財産形成方法を表しています。

( ザイハクキュウ )

夫妻宮:現代的解釈をすれば、その人の異性に対する対応を表しています。

父母宮:   〃     、その人の年長者に対する対応を表しています。

兄弟宮:   〃     、その人の同年代者に対する対応を表しています。

子女宮:   〃     、その人の年少者に対する対応を表しています。

田宅宮:   〃     、その人の不動産の財産形成方法を表しています。

( デンタク )

交友宮:現代的解釈をすれば、その人の統制・統率方法を表しています。

疾厄宮:   〃     、その人の健康指標、健康に対する関心の程度を表していま

( シツヤクキュウ )  す。

 命宮(メイキュウ)は命盤(メイバン)のいずれかの場所に位置していて、それは紫微公式によって決まります。その他の宮(キュウ)はその命宮の場所が決まれば、時計回りの方向で全て自動的に決まります。その順番は、命宮、父母宮、福徳宮、田宅宮、事業宮、交友宮、遷移宮、疾厄宮、財帛宮、子女宮、夫妻宮、兄弟宮となっています。

(2)主星

紫微斗数の星は非常に多く、その数は108個もあります。しかしながら重要な星は、実はその中の14個の主星です。順に挙げると、七殺星(ななさつせい)、破軍星(はぐんせい)、廉貞星(れんていせい)、貪狼星(どんろうせい)、紫微星(しびせい)、天府星(てんふせい)、武曲星(ぶきょくせい)、天相星(てんしょうせい)、太陽性(たいようせい)、巨門星(きょもんせい)、天機星(てんきせい)、太陰星(たいいんせい)、天梁星(てんりょうせい)、天同星(てんどうせい)、となります。その他の94個の星は輔星と呼びます。80/20の法則(パレードの法則)を使って説明するならば、14個の主星はその人の80%の性格を決定し、その他の94個の輔星は残りの20%の影響力しか持たないと言うことになります。従って、今回は14個の最も重要な主星の分析を行っています。すなわち14種類の人格の原型が出来上がるわけです。

  この14個の主星の内のどれかが命宮に入ると、それが「命宮主星」となります。例えば、命宮に紫微星が入れば、「あなたの命宮主星は紫微星」となり、命宮に紫微星と天府星が入ると、「あなたの命宮主星は紫微天府星」となります。少し特別な場合で命宮に主星が無かった場合は、ちょうど反対側の宮、つまり遷移宮からその主星を借りてくることになります。これから述べる主星の分類とは、この「命宮主星」のことを指しています。

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